アントワープの思い出(1)
- 江里口冬樹
- 2020年2月27日
- 読了時間: 1分
日本人には有名な「フランダースの犬」のお話。少年ネロが愛犬パトラッシュと共に天に召されるのが「アントワープ聖母大聖堂」です。ネロが最後に見る絵、ルーベンスの「キリストの降架」は対となる「キリストの昇架」と共にこの大聖堂の最大の見どころです。基本的にルーベンスの絵は大きいものが多いのですが、この2つの絵も実際に現地で見るとその迫力に圧倒されます。この大聖堂はイギリスのウエストミンスター寺院やフランスのノートルダム寺院のように観光客も多くなくゆっくりと鑑賞できるのでお勧めです。ただ大聖堂前に作られたネロとパトラッシュの像はちょっと微妙な感じです。ちなみに「フランダースの犬」は現地の人にはあまり有名ではありません。

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